
ゴールドマン・サックスは、中国でのiPhone販売減少により、Appleが会計年度第4四半期(暦上の第3四半期)の業績報告で失望を招きかねないと示唆している…
アナリストのロッド・ホール氏は、Apple特有の悪いニュースは見受けられないものの、第3四半期にかけてスマートフォン需要の大幅な減少が同社に打撃を与える可能性が高いと述べている。CNBC は昨日、この投資家向けメモを公開した。
ゴールドマンのアナリスト、ロッド・ホール氏は日曜の投資家向けメモで「中国では消費者需要が急速に減速している兆候が複数あり、今秋、アップルの中国での需要に容易に影響を及ぼす可能性があると考えている」と述べた。
ホール氏は、中国のスマートフォン市場が第2四半期に改善の兆しを見せたことを認めたものの、第3四半期の販売台数は前年同期比15%減と予測している。アナリストは、大型のXRやXS Maxなどを含むAppleの最新スマートフォンが需要の落ち込みをある程度相殺すると予想しているものの、スマートフォン需要全体の減少はCEOのティム・クック氏の収益に悪影響を与える可能性がある。
ホール氏は、アップルの新しい製品ラインアップにより中国でのiPhoneの売り上げが市場全体の落ち込みを「部分的に相殺」するだろうが、完全に補うことはできないと示唆した。
「我々の考えでは、Appleの上昇余地の大部分は、大型画面に対する中国の需要に集中していた」とアナリストは記している。「消費者需要の低迷が続き、市場の上位層に影響が出れば、Appleが2018年第4四半期の利益で予想を上回り、増益を達成する可能性は低下するだろう。」
ゴールドマン・サックスはAAPLを中立と評価し、株の売買を推奨していないが、ホール氏の目標株価240ドルは、今後1年間で約8%の価値成長を予測している。
先週、iPhone XSが中国におけるアップルの期待に応えられなかったため、中国でのiPhone販売は「期待外れ」だったと示唆された。
Appleは11月1日に第4四半期の業績を発表する予定で、収益は600億ドルから620億ドルになると予測している。
写真: Shutterstock
Apple のニュースをもっと知りたい場合は、YouTube の 9to5Mac をご覧ください。
www.moresit.com を Google ニュース フィードに追加します。
FTC: 収益を生み出す自動アフィリエイトリンクを使用しています。詳細はこちら。